ヤマシタ先生にドはまりして読み漁った中、最終的にこれが一番好きな一冊です。
一番好きなのは、表題作なのに一番後ろに載っている(笑)「ジュテーム、カフェ・ノワール」。後の「ミラーボール・フラッシング・マジック」でも見せる、それぞれの登場人物の状況がリンクして生まれる物語。ヤマシタ先生の軽妙な技が冴えてます。トイレで読むと最高です(笑)。
次が「魔法使いの弟子」。ヤマシタ先生の"恋愛関係にない男性(オジサマ)+多感な女の子"という組み合わせは無限大です。「MO'SOME STING」とかもいいんですが、ファンタジーを絡ませてるのが素敵です。
それと、「cu, clau, come」。私の中で生活感のある料理漫画は鉄板です。「きのう何食べた?」とか言わずもがなで。待つ男加保の切なさは筆舌に尽くしがたい……
幅広く何でも描けるヤマシタ先生のマルチな才能が詰まった一冊だと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL漫画
- 感想投稿日 : 2012年5月18日
- 読了日 : 2012年5月18日
- 本棚登録日 : 2012年5月18日
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