戦う司書と神の石剣 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2006年7月25日発売)
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本棚登録 : 327
感想 : 34
3

シリーズ第4弾。

ミレポの成長が面白かった。マットアラストも良いキャラクターですねぇ。この巻でマットのイメージが掴めてきました。清濁併せ持った頭のいいキャラクター大好きです。

ミレポと敵対するアルメという少女も、一途で可愛らしい人物だったのですが、その一途さを向ける対象が悪役だったので、まったく報われず可哀そうでした。しかし、このシリーズで一番幸福を感じていた人物ではないだろうか、と思います。
生きていたら、後々ミレポのライバルになりそうなのに、お亡くなりになって残念です。

さて、このシリーズ。毎巻主人公なり副主人公なり重要人物が死んでいますが、死んだら本になる世界だから、1冊の本ができあがることで1人のキャラクターの話が完結ということなのかしら?
確か10巻で完結だと聞いているのですが、未だにシリーズの大筋が全く分からない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2011年9月25日
読了日 : 2011年9月2日
本棚登録日 : 2011年9月25日

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