本作『おうむの夢と操り人形』の概要と感想になります。Kindleで見つけた短編作ですが、今の時代を生きる私達にとって、大きな意味を感じさせる作品だと思いました。
簡単な概要です。
人々にとって未来を感じさせてくれるロボット。
胸にタブレットを埋め込んで携帯電話会社の店舗に立つロボットやファミリーレストランの配膳ロボットなど、現れては消えてを繰り返すロボット達に経営のプロと技術のプロである二人の主人公が向き合う物語。
シンギュラリティの言葉通りにロボットの知能が人間を凌駕する未来が見えてきた今の時代だからこそ、ロボットと人間の本質や境界線は何処か?を敢えて明示せずに読者へ解釈を委ねる作風は嫌いじゃないです。ドラえもんに会えるまで、あと90年先かぁ…。
読書状況:読み終わった
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レビュー済み
- 感想投稿日 : 2023年11月11日
- 読了日 : 2023年11月11日
- 本棚登録日 : 2023年11月11日
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