ゴカイを食えるか? --僕は食えない。
ゴカイ、イソギンチャク、ハチノコ、ハブ・・・柳田國男が書けば民族学になり、椎名誠が書くと冗談になる。「まじめ」に読めばすごい本なのである。
すべてのものが、ことが均一化され、メディアに載らないものは「ない」ものとなり、それはどんな地方でも同様である。これだけ情報があふれていても、伝えられないものは「ない」ものなのである。隣の家で伝統食のミキを飲んでいても、多くの若者は「知らない」から飲んでいないのである。
日本の食は、アジアや南米やオーストラリア等と同様に多様である。たぶんそれらは「豊か」なんだと思う。食べられない僕らが貧しいのである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
旅
- 感想投稿日 : 2010年11月14日
- 読了日 : 2005年8月20日
- 本棚登録日 : 2010年11月14日
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