フランス近未来小説? 穏健派イスラムが政権を取り、次第にイスラム化していく社会。知識人たる大学教授たちは、自らの幸福のために、改宗していく。
フランスがイスラム化するかどうかはともかく、主人公にフランス知識人を代表させているとすれば、フランスの知識人たちは「知」よりも「痴」に生きているということ。本当のテーマは知識人の没落、というところではないか。
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カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2016年10月1日
- 読了日 : 2016年9月24日
- 本棚登録日 : 2016年10月1日
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