舫鬼九郎シリーズ、2作目。
前作で逃がした根来忍者の頭領、左甚五郎を追って、鬼九郎たちが会津へ向かう。
今回の相手は忍者といっても、傀儡衆。剣での戦いよりも、傀儡衆ならではといった忍び技が次々と繰り出され、それとどう対決するかが見物。甚五郎の真の狙いは何なのか、最後の解決の仕方も忍者らしいといえば忍者らしいが、意外な幕引き。ところが、その裏に隠れていた黒幕にはちょっと一杯食わされた。この人を敵に回すのが一番怖いのかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
高橋克彦
- 感想投稿日 : 2014年1月27日
- 読了日 : 2014年1月27日
- 本棚登録日 : 2014年1月21日
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