茨木のり子詩集 (岩波文庫)

制作 : 谷川俊太郎 
  • 岩波書店 (2014年3月15日発売)
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本棚登録 : 1405
感想 : 85
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家の本棚に積読されていました。
好きなものに感想をひとことずつ。

「見えない配達夫」
なんとまあ、美しい、うたでしょう。
「六月」
これも、美しい。
「抜く」
私はまだ、誰も抜いていないような気がします。
今年の夏、姪に抜かれた気がしましたが。
「兄弟」
私にも、昔はとても仲のよかった弟がひとりいますが。
「知」
今まで、数えきれない本を読んだと思いますが、どれだけわかっているのかは、わかりません。
「みずうみ」
私にも、自分の湖。あるのでしょうか。
「駅」
「夜の庭」
「(存在)」
「歳月」
『歳月』に入っているうたは、泣きたくなるものばかりでした。私にもこんな未来、あるのでしょうか。
「五月の風は」
私も大好きな五月の風。
「通らなければ」
私の希望のようなうた。

巻末に、大岡信さんとの対談。小池昌代さんの解説があります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 茨木のり子 詩集 谷川俊太郎選
感想投稿日 : 2018年12月11日
読了日 : 2018年12月11日
本棚登録日 : 2018年12月8日

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