旋風は江を駆ける(上) (かぜ江シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1997年2月1日発売)
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本棚登録 : 264
感想 : 54
5

中国・三国時代。戦乱の江東。軍の頭となった孫策は上官である袁術から亡き父の軍を取り戻したいと願っていた。親友の周揄に相談すると彼は負け戦を演じた上で袁術に泣きつけという。屈辱的なその策は成功を収め、若き勇者たちの戦いが始まった。

めちゃくちゃ嵌まったーもう公謹カッコイイ
一人一人のキャラクターがしっかりしていて、どの役も愛おしくなる本でした。無鉄砲で少し子供っぽいが真っ直ぐな主人公。冷静でありながら頭が切れ主君に忠誠を誓う同い年の主人公の家臣。この二人の友情がいいんだ~(>_<)。
初めて三国志もの読んだんだけど、全然読み易かったうん、かなり好き。この著者の本今度また買ってこよーっと。

「お前は俺のことを愚か者だと言う。」

「ならば・・・傍にいて監視しとけ。」

「はい。私の忠誠心は、4年前から貴方様のものです。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年3月25日
読了日 : 2011年3月25日
本棚登録日 : 2011年3月25日

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