なんと(下)では、(上)の話殆ど出てこない。初めのところの伏線の話がひたすら展開される。面白かったけど、後半はちょっとぶっ飛び過ぎかな。作者が目指したのは経済小説ではなく、キャラの立ったピカレスク小説なのかもしれない。そう思うと、「ハゲタカ」で作ったキャラクターを存分に活躍させて、読む手を止めさせない小説と言える。続編はないのかな?
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- 感想投稿日 : 2013年2月9日
- 読了日 : 2013年2月9日
- 本棚登録日 : 2013年2月9日
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