不発弾

著者 :
  • 講談社 (1998年11月1日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 10
4


誰しも、心の中に不発弾を持っている訳で
それを爆発させないように、色々感情を押さえ込んでるのですが<br>
それでもやっぱり爆発しちゃいますよね<br>
我慢にも限度があると言うか・・・・<br>
そういう人々の短編集でした。<br><br>

中でもわたしは「幽霊」が好きです。<br>
一度は帯番組のプロデューサーだった男性が<br>
アシスタントに足下をすくわれ、今はいわゆる窓際族<br>
もう、人生「幽霊」のように姿無く生きるだけだとあきらめかけた時に<br>
ある誘いをされて・・・・・<br>
という話。<br>
この男性の「不発弾」はいつか上司にやってみたいと思う「爆弾」<br>
痛快さに、思わずガッツポーズをしたくなる<br>
そんなお話でした。<br><br>

ストレス解消にはいい本かも知れません(^^v<br>

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2005年5月24日
本棚登録日 : 2005年5月24日

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