やっと四巻が文庫に!早速購入して、すぐ読みました。
いよいよ三人の王子と姫が出会って、ソニンとともに江南に集いました。
イェラは、前回ソニンに出会って、色々思い切ることができたようで、一皮剥けた感じですね。柔軟になりました。
その反面、クワンはイェラに対しては同族嫌悪もあるのか、キーキーしてますな…嫌悪感むき出しで子供みたいですな。
ぶっちゃけイウォルが空気すぎで哀れです。イェラとクワンが全部持ってっちゃう人なので、仕方ないですが…。
私がソニンなら、断然イェラにくっついてくと思うのだけど…。彼女の器はでかすぎる。三人の中ではダントツで一番大器ですよ。三国統一しても驚きませんよ。
でも、そんなイェラもクワンも、イウォルは言うも及ばずですが、ソニンに影響を受けてるよねぇ。巫女として12年下界に触れなかったからか、彼女は本当に真っさらで、どんなことにも、なぜ?どうして?と疑問を投げかける。それが、そんなこと当たり前だと諦めていた心に、一石投じるのだと思います。
凝り固まった権勢欲の世界で生きてきた三人にとっては、ソニンはとても眩しい存在なのではないかな。だから、みんな彼女が欲しくなるのでしょう。
次は本編の最終巻かな。あとは外伝が2冊ですか。楽しみですね。早く文庫になってー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学・ファンタジー
- 感想投稿日 : 2015年3月14日
- 読了日 : 2015年3月14日
- 本棚登録日 : 2015年2月3日
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