苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2019年4月11日発売)
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新卒就活の時一度読んだけど、ピンとこなくて諦めた本。
社会に出て3年、転職を考える20代半ばでもう一度手に取ってみました。森岡さんのいう「社会の残酷さ」がリアルで、特に「自分が信じれないものを人に信じてもらわないといけないこと」「自己存在価値を失ったこと」が、私が感じた辛い時のことと全く同じでした。社会人になって辛くなった人に特におすすめしたいです。

仕事で活かすべきは、自分の得意なこと。
自分の得意なことは、自分の好きなことの中にある。
「好きこそものの上手なれ」だし、1番のモチベにもなる。
その考えが前提にあった上での「自己マーケティング、ブランディング」して戦略的に生きていこうってこと。目から鱗でした。(Tスキル、Cスキル、Lスキルを中心に。)

今の世の中、世間で言う「いい道」のレールが崩れ出してて、一つの企業にずっといることが正ではないし、大企業が正でもない。企業にしがみつかずに自分のスキルを伸ばして、広げて生きていくこと。失敗しながら、不安になりながら挑戦すること。それが強さ。それが成長。私もこんな生き方がしたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年9月28日
読了日 : 2022年9月28日
本棚登録日 : 2022年2月6日

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