再開した黒博物館。いきなり上下巻にわたる今シリーズの主役は、ドルリー・レーン劇場の灰色の幽霊と、フローレンス・ナイチンゲール。
その2つ組み合わせるのかよとか、そんでナイチンゲールに「人の悪意から成る生霊が視える」とかえらい設定足してきたなとか、そしてそれをよくこんなに読ませるなとか。
なんで最後グレイはフローと一緒に行かないのとか、フローがそこまで死にたかったり自分が絶望するってずっと確信してた理由とか、踏み込みが浅い気もする部分もあるけれど、それは余韻とか余白と見るべきかとも思う。
やっぱ藤田和日郎はいいなあ・・・そして死の緊張感とかガンガン出せる設定の方がいいよなあ・・・
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月24日
- 読了日 : 2015年7月24日
- 本棚登録日 : 2015年7月24日
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