1993年に始まった外国人実習制度。その受入の奴隷労働とまで称される過酷な労働、保証金制度、逃亡、労災隠しと強制帰国、こうした状況に追い込まれる外国人実習生を救うべく活動するユニオン、シェルターなど、NHK番組取材班によって、その実態が綴られている。外国人労働者の子どもたちが直面する貧困、多重格差社会の現状も。しかし、その一方で日本人の労働者が集まらなない人口減少地=過疎地でも、外国人技能実習生を受け入れたことによって、グローバルな経営展開など新たな好循環が生まれている事例なども紹介されている。
2017年から新設された「外国人技能実習機構」が、どこまで機能し、違法労働や違法企業の防波堤となるのか・・・。
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カテゴリ:
■経営学・ビジネス
- 感想投稿日 : 2019年3月30日
- 読了日 : 2019年3月30日
- 本棚登録日 : 2019年3月30日
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