読むのは初めてだが、年少の時の園の発表会で当時の年中さんが演じていたのを見て知っていた5歳5ヶ月の息子。「よんでよんで~」と読む前も乗り気で読んだ後もあっけらかんとしていた息子に比べ、大人はいろいろ複雑な気持ちになる昔話だなぁ。
小さな子ガニたちに栗、ハチ、牛の糞、臼が加勢してサルをこらしめるドタバタな敵討ちはどことなくユーモアがあって前半の悲しみを感じさせない。
サルが殺されるパターンもあったり、芥川龍之介もその後日譚を書いていたとは知らなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2021年4月10日
- 読了日 : 2021年4月9日
- 本棚登録日 : 2021年4月10日
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