読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房 (2019年10月4日発売)
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本棚登録 : 353
感想 : 48
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本書は、読書後の「アウトプット(話す、書く、行動する)」の重要性について説明し、その具体的方法を提示している本です。

特に参考になったのは、「読書メモ」「書評」の書き方の部分です。

読書メモについては、
・メモのとり方は人それぞれでいい
・目的によってメモのとり方は変わってくる
・手帳に数行の感想を書くだけでもいい
・一,種の備忘録になっています
・すべての本でここまで詳細な読書メモを書くわけではありません
書評については、
・その本に「何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」。この3つを柱にしてまとめるのがポイントです。
・「要約+コメント」の書評スタイルは、あなたの”伝える力”も伸ばしてくれるのです。
と言った感じにまとめられています。
特に書評については、本の後半にある著者の書評がとにかく読みやすく、この部分は読み直しをしたいと思います。

他にも、

・本を読みながら、要約する、自分の言葉に置き換える、意訳する
・速く読むために必要なところを拾い読みする

など参考になる点も多かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2019年11月17日
読了日 : 2019年10月30日
本棚登録日 : 2019年10月15日

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