書物合戦

著者 :
  • 集英社 (2004年11月5日発売)
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感想 : 1
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『ガリヴァー旅行記』のジョナサン・スウィフトと夏目漱石から始まる書物論。
書物論と書いてあるけど、途中ジョージ・オーウェルとラジオについての話が長いので、メディア論とも言えるか?
二度の世界大戦と、特に東西の狭間にいたと言えるインドにおいて、どのような思惑が入り組み、書物があったか(また、その結果事態がどう動いたか)というような話。

途中からあんまり入って来なかったので、大体。
ただ、国単位で見る文学史ではなく、こういう世界史的な視野で見た文学史って面白いな、と思う。

あとはシュテファン・ツヴァイクとジェイムズ・ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』の流れが入っていて、ああまた読まないとな、という気にさせられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2018年
感想投稿日 : 2018年5月3日
読了日 : 2018年5月3日
本棚登録日 : 2018年5月3日

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