先日、『世界から猫が消えたなら』を読んだのだが、この本に当たるまで「悪人」や「告白」といった映画のプロデューサーだったとは知らなかった。
対談集、それも仕事の話。
買うかどうか、しばらく棚の前で悩んだ。
悩んだけれど、買おうというきっかけになったのは「まえがき」だった。
仕事がしたいです、と言いたい。
うーん、確かに、そうだな。
仕事がしたいって、言いたい。
そのためには、仕事を楽しんでいる人の話が聞きたい。
この一冊には、作家や写真家、脚本家といった芸能の世界の人達が登場する。仕事というときの舞台が違うように感じるのは否めない。
けれど、人の人生に自分を委ねていると、私はこうしたい!とか、なるほど、こんな風に考えてみるのも面白い、になってくる。
とにかく、まえがきだけでも一読してみて欲しい。
ちなみに、宮崎駿との対談が一番印象に残った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2014年
- 感想投稿日 : 2014年9月28日
- 読了日 : 2014年9月28日
- 本棚登録日 : 2014年9月28日
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