サクッと安心して読めそうなタイトルを図書館で見つけた。エッセイストさん?初読作家さん。印象どおりサクッと読めた。主人公の40代独身女性いさみが数回スーパーで面識のある老女睦子と知り合い、その老女の自宅を借りてカフェを開店するまでの日々が描かれている。睦子とのやり取りよりも開店するまでの賃貸契約や保健所への届出や建築計画など実質的な内容が案外多くて、睦子さんはどうしてるんだろう?と思いなから読んでいたがほんとの最後に再登場した睦子の老いっぷりが切なかった。主人公が睦子を思い返すことはあったが再会したいと思う描写は無く、カフェ開店の話で終わってしまった印象。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月27日
- 読了日 : 2022年5月27日
- 本棚登録日 : 2022年5月27日
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