産科が危ない 医療崩壊の現場から (角川oneテーマ21)

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  • 角川書店 (2013年4月10日発売)
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感想 : 6
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我々のむき出しのエゴが産科の医師をどんどん減らしていっている。自ら首をしめる愚が何ともやるせない。瀬戸際に立たされた周産期医療、絶対的に足りない産科の医師。日本の置かれている身の毛もよだつ厳しい現実がこれでもかと言わんばかりに叩きつけられる。終章ではほんの微かではあるが薄明かりが差しこんでくる。課題山積ではあるが、それに果敢に立ち向かっている人もいるのがせめてもの救い。そんな人たちの阻害要因にだけはならないようにしたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療
感想投稿日 : 2013年12月2日
読了日 : 2013年12月2日
本棚登録日 : 2013年12月2日

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