社会の底辺で幽明の境を彷徨う男達が落ちてゆく失墜の中に呑み込まれながらも、幸福を見出してゆく過程を描いている。虚実が定かでない幻想世界に今回もどっぷりと浸らせてもらった。花腐しや幽に比べると幾分弱いか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年7月16日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年7月16日
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