東日本大震災での話を主に、東京都副知事である著者がどのように状況を判断して行動を起こし、指示したかを記した一冊。
だが、物事を決断するには勇気がいる。決断が求められるときは大抵、多くの情報が不足しているからだ。そのために著者が述べているのが普段からのトレーニング。Twitterを使ってネットワークを広げるとか、本番さながらの避難訓練とか。
帯には『「いざ」というとき、立ち止まるな!走りながら考えろ。』という一言が記されているが、この言葉が本書をすべて表しているように思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2012年10月20日
- 読了日 : 2012年10月20日
- 本棚登録日 : 2012年10月20日
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