6年生の一将は、2年生の弟(将人)が荻野先生に怒られて泣いていたと知る。将人は、大縄跳び大会に参加することになっていて、朝練に参加しなかったことを練習の指導をしていた荻野先生に怒られていたらしい。一将が将人の教室に様子を見に行くと、男子3人が大縄跳びのことで将人を責めていた。家に帰ると、将人は大会に出るのをやめると言い出す。みんなに将人が出ると負けるから出るなと言われたのだという。
代表委員会でこの出来事を伝えると、代表委員会の担当のハシケン先生は、荻野先生が間違っているとも、先生に言うときについてきてくれるとも言ってはくれなかったけれども、「学校は、だれのものかって……考えたことはありませんか?」と問いかける。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童書(日‐小説)
- 感想投稿日 : 2021年12月26日
- 読了日 : 2021年11月7日
- 本棚登録日 : 2021年11月7日
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