川の深さは

著者 :
  • 講談社 (2000年9月1日発売)
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本棚登録 : 293
感想 : 41

主人公は元警官の中年警備員、桃さん。
彼の何となしの日々は、職場に2人の男女が逃げてきたところから一変する。

暴力団、自衛隊、警察、公安…様々な思惑が交錯する国の暗部。その中に巻き込まれながらも築かれていく深い人間関係を描き、同時に様々な問題をも投げかけているような作品。

***
読後に映画を見終わったかのような感覚になるくらい、読みごたえ十分。
話に多少の無茶を感じるところもあるけれど、それを押しきって読者を感動させるだけの強さがあります。
熱いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年2月5日
読了日 : 2013年2月5日
本棚登録日 : 2013年2月5日

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