主人公は元警官の中年警備員、桃さん。
彼の何となしの日々は、職場に2人の男女が逃げてきたところから一変する。
暴力団、自衛隊、警察、公安…様々な思惑が交錯する国の暗部。その中に巻き込まれながらも築かれていく深い人間関係を描き、同時に様々な問題をも投げかけているような作品。
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読後に映画を見終わったかのような感覚になるくらい、読みごたえ十分。
話に多少の無茶を感じるところもあるけれど、それを押しきって読者を感動させるだけの強さがあります。
熱いです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月5日
- 読了日 : 2013年2月5日
- 本棚登録日 : 2013年2月5日
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