アジアの西の果て。
何もない荒野。小高い丘。
その上に立つ真っ白い建物。
「存在しない場所」
「有り得ぬ場所」
人々は昔からこの地をそう呼んでいる。ここへ行き、無事帰って来れた人は少ない。
何が「存在しない」?
何が「有り得ない」?
この遺跡に入ると、人は文字通り消滅するという。
"人間消滅のルール"を解明すべく、4人の男たちが白い遺跡の謎に迫る。
古代の迷宮を舞台とした、長編ミステリー。
***
序盤、中盤と最高に面白いです。ここまで張りつめた緊張感と面白さをもつ物語にはなかなかお目にかかれないんじゃないでしょうか。
最後の着地点がずいぶん現実的でしたが、中盤までかなり楽しませてもらったので個人的には大満足です^ ^
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- 感想投稿日 : 2013年2月5日
- 読了日 : 2013年2月5日
- 本棚登録日 : 2013年2月5日
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