風光る (32) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2012年6月26日発売)
3.92
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本棚登録 : 402
感想 : 34
5

小学館系のコミックスはほとんど買わないため、チェック漏れで31巻を買い忘れたまま購読してしまいました。…ので、最初は「あれ?」となったのですが、雰囲気や説明から、何があったかはおおよそ見当がついた為、気にせず読めました。相変わらず、丁寧に描かれています。(明日、31巻探してきます…)

物語としては、伊東氏が御陵衛士を立ち上げてすぐ位…知っている人間からすれば、油小路の変へと歩み寄り、緊迫していく頃……なのですが、まだそこまで切羽詰った状態でもなく。
恋愛指数は上がり気味で、だからこそ切なく思えるのは、今後の歴史的な展開を憂うせいでしょうか?
一部、暗躍している人間もいますが、きな臭さが恋愛色の強さで紛らわされているような、そうでもないような?
……その辺りのバランスが絶妙というか、ある意味そういう風に意図を持って描かれてるんだろうなと、感心してみたり。
最初はウザいだけだった中村も、最近は憎めないキャラとしてそこそこ愛着が出てきたので、死なないでくれるといいなと思うのですが、どうなるのでしょうか?
今後の展開から目を離せません!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2012年7月14日
読了日 : 2012年7月14日
本棚登録日 : 2012年7月14日

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