外資系エリートのシンプルな伝え方

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版 (2014年12月11日発売)
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伝え方や、人との会話が上手い人というのは、仕事においてもプライベートにおいても、得をするだろうなと感じた。こちらから相手に話をしたり、伝達する際のテクニックだけでなく、聞き手として、こうあるとよいという姿勢についても書いてくれている。

おもしろかった点は、下記。

①不得意分野を普通レベルに引き上げるよりも、得意技を磨く方が優先度が高い
得意技が一流なら、不得意分野の存在は「大した問題じゃない」と思ってもらえる。

②自分が話をする相手の、先にいる存在(決裁者)をイメージして話す
相手が決裁者にどのように伝えるか、そのときに誤解を与えることはないか、注意して、話す内容を考える。

③反対意見をもらったときは、とりあえず一度「どうしてそう思うのですか?」と質問する
場合によっては相手が考えを改めることもあるし、こちらが賛同できるところもあると気づくことができる。結局意見が食い違ったままでも、そこには「意見が違う」という事実しか残らず、ギスギスしない。

③質問をするときの言葉と情報は多めで
YES・NOで答えられる質問は、すぐに会話が終わってしまう。よって情報を引き出せず、それ以上、会話や提案の糸口を見つけることができなくなってしまう。質問の内容を工夫しよう。

④一人一人との会話を大事にする
日々の会話の手を抜かず、訓練を積んでいけば、言葉や会話の質は必ず向上する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年12月12日
読了日 : 2020年4月16日
本棚登録日 : 2023年12月12日

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