高畑勲追悼のロードショーにて。
火垂るの墓は何度見てもやり場のない, やるせない思いに打ち拉がれるから大人になってからは見ていない。
ただ, 今回は小説との対比, 原作者の思いに触れる観点から見た。
本当は清太は生きている(それが作者), 本当は節子に愛情を注げなかった, その贖罪が火垂るの墓であるという視点から。
戦争という非日常は, 人間からほんの少しの優しさをも奪ってしまう。当たり前を奪われることの辛さをアニメであっても感じることができる。
やっぱりやるせない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD・サブスク
- 感想投稿日 : 2018年4月17日
- 読了日 : 2018年4月17日
- 本棚登録日 : 2018年4月17日
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