ニコマコス倫理学(アリストテレス) 上 (岩波文庫 青 604-1)

  • 岩波書店 (1971年11月16日発売)
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2500年前に書かれたアリストテレスによる幸福論。「幸福(エウダイモニア)」「徳(アレテー)」「愛(フィリア)」などについて述べられており、現代においても有益な示唆を与えてくれる。
ただし、古典らしく非常に婉曲的かつ冗長で読みにくい。頭から文を追うと全く内容が入ってこないので、キーワードを拾っていく形で一応通読できた。

「徳」とは非自発的な状態であり、「中庸」を目指すことで達成される。「徳」とは情念でもなく能力でもない、「状態」である。と理解した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年2月1日
読了日 : 2022年1月30日
本棚登録日 : 2022年1月30日

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