王権簒奪を志し治天になろうとした義満野望の道程を描く。
新書ながら当時ちょっとしたブームになり、今谷明の名を高らしめた一書。その後、対戦国大名、対信長、対徳川と一連のシリーズが続くことになる。あの方もちゃっかりパクって?いましたよね。(笑)
そう言われたらそんな感じですね、という話でそれなりに面白く鮮やかに記憶に残る一書でもあった。
いわゆる室町時代の頂点に達することができた義満ならではの構想で、政略家としての優秀さを示しているといえるだろう。
にしても、後円融さん可哀そうです・・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2010年11月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年2月22日
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