アイアムアヒーロー 22 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2017年3月30日発売)
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本棚登録 : 477
感想 : 43
3

シリーズ累計800万部超。青年漫画の金字塔、ここに完結。
2009年、『アイアムアヒーロー』連載開始。ZQNと呼ばれる謎の感染症が蔓延し、主人公の漫画家・鈴木英雄の日常は、突如パニックに陥る。そして…
2017年、英雄の物語は、漫画史上かつてないミニマムかつダイナミックな終わりを迎える。東京・池袋に戻ってきた鈴木英雄は、この日常のヒーローになれるのか。クルス、浅田、コロリ…三つ巴の戦いの末、新しい世界の黙示録は、誰の手によって作られるのか。大事な人を次々と失いながら…生命は今、クライマックス。さようなら、生きて、英雄。(Amazon紹介より)

序盤のパニックになっていく段階で一気に引き込まれました。街の人々がどんどん豹変していく中で、自分だったらどう生きよう、いや、どうやって苦しまずにZQN化するかを考えてしまいそう笑 だって、いっそ何も考えられなくなったほうが楽そうじゃないですか。
ただ、前半の勢いが良かっただけに、後半の「ZQNの存在意義・目的」に触れていくあたりからの停滞感が半端なかったです。オチも私の嫌いな「フワッと描いてあとは読者のご想像にお任せします」タイプでしたし。正直、とりあえずゾンビパニックを描きたかっただけで、オチまで考えてなかったんじゃないかと思うぐらい、全然意味がわかりませんでした。よって、間を取って★3つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2018年8月24日
読了日 : 2018年8月24日
本棚登録日 : 2018年8月24日

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