エリザベスギャスケルという名前は、正直リチャードアーミティッジ主演のドラマ、北と南でしか知らなかった。ブロンテの伝記書いたりディケンズと文通とか多彩な人だなあ、としか思ってなかった。
でも短編を読み終わって、胸に澄み切った優しさがいっぱいに満ちた。(気がする)キリスト教的なメタファーを多分に盛り込んだ、大人のための童話。お気に入りの作品が異父兄弟と、一番最後に乗っていた短編。
ちょっとゴーストストーリー的な話もあったのも良かった。
宮沢賢治に雰囲気が似ている気がした。弱者への優しい視点や、キリスト教的な教訓。オーヘンリーっぽさもあったなあ。
あまり期待してなかった笑けどすごく染み入った作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2016年2月29日
- 読了日 : 2016年2月29日
- 本棚登録日 : 2016年2月29日
みんなの感想をみる