やりきれない。
彼女の弱さは自分にもある弱さだと身につまされる。
親をあてにはできないと子どもの頃に刷り込まれると、周囲に助けを求める方法がわからなくなる。
亡くなった幼い子ども達が可哀想なのは勿論だが、彼女自身もネグレクトの被害者なのに、彼女の父親にその意識は薄く感じた。
虐待の連鎖の発端は、親自身自覚せずに始まる。
だが、一度堕ちてしまうとそこから抜け出すこと(抜けさせること)がいかに困難であることか。
彼女が自分自身の価値を見いだせるようになることを望む。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2019年8月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年8月6日
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