2022/8/21 読了
余り聞かない創薬業界を舞台にした小説ということで、期待値はそこそこあったけど、読後感は今一つ。
思うに、カイコを使った高分子化合物も合成(加えて、衰退していた養蚕業を立て直す可能性がある)というアイデアは素晴らしかったが、エンタメとして、“連続殺虫事件”のミステリだったり、敵対的買収を扱った経済小説だったり、ラブストーリーだったりと、てんこ盛り過ぎて、話の焦点がボケた事によるのではないか?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月10日
- 読了日 : 2022年8月21日
- 本棚登録日 : 2023年9月10日
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