2023/7/19読了(再読)
'95年初読。どういう事情があったかは知らないが、T・クランシーの出版元は、今作から文春文庫から新潮文庫に替わり、そして何より不満だったのが、邦題が陳腐な感じになってしまった事。今作も、原題は"Debt of Honor"(信用貸しや賭博の借金の意)だが、直訳『名誉の負債』ではイカんかったのか?
ともあれ、昔も今も、悪役ニッポン人の描かれ方に首を傾げてしまう。ただ、'95年当時よりも経済力、ブランド力が落ちた本邦の有様を考えると、本作中のニッポン人の言い草「我が国はアメリカ人よりも勤勉で優秀」が本当だったのか、今一度リアルな世界の問題として、考えても良いのではないかと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月18日
- 読了日 : 2023年7月19日
- 本棚登録日 : 2023年9月18日
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