「女優、スリ、作家、夫婦、ベルマン・・・騙しているのは誰?」の帯に惹かれ、衝動買い。
100年の歴史あるホテルの最後の夜に仕掛けられたミステリとのことなのに、読めども読めどもミステリの要素が出て来ない。
何となく設定が「マスカレードホテル」に似ているので、いろんな人の謎解きなのかと、どうしても思ってしまうのに、淡々とそれぞれのパートがランダムに描かれていく。
そして、後半になって気付く謎の正体。
それを書いてしまうとネタバレになってしまうので、ここでは書かないけど、この落ちは個人的にはないかなぁ、って感じ。
この作者さんはたまに読むけど、やっぱり思っていた展開にならないことが多く、読んでいる途中で「う~~~ん」となってしまう。
相性が悪いのかも。
「こう来たか!」と思える人も必ずいるはず。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
微妙・・・
- 感想投稿日 : 2023年4月13日
- 読了日 : 2023年4月10日
- 本棚登録日 : 2023年4月10日
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