さらっと読めるが、ストンと落ちやすい話だった。
課長の一番のミッションは、部下のモチベーションを高め、生産性を最大限に高めること。
そのために、何ができるかをじっくりと考え、それを部下にしっかり伝え、さらにはその方針が行き渡っているかを何度も繰り返して確認する。
このようなマネジメントに、普遍的に一番優れた方法などはない。自分の人間性を振り返りながら、ベストと思われるマネジメントを考え抜いていく必要があるのだと感じた。
また、日頃、自分が世のため人のためになるには何をすれば良いか悩んでいたが、難しいことは何もない。
この本からは、部下を元気に生き生きと働かせることができれば、それは、部下の人生を幸せにすることなのだということだと学んだ。
何人もの部下を生き生きと働かせることができれば、僕の人生が人の役に立ったということに繋がるのだろうと感じた。
以下、備忘録。
部下は家族だと思って扱うこと、真剣に部下と向き合うこと、行動指針を文書化して共有すること、モノをしっかり考えること(本を読むだけではダメ)などを学んだ。
自分の人間性を大切にしたり、分からないことは部下に聞くなど、あまり肩肘をはらないことも大切。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2017年8月30日
- 読了日 : 2017年8月30日
- 本棚登録日 : 2017年8月22日
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