教育を学校教育に絞らずに、まずは人類の営みのひとつとして、どのようにあったのかから始まり、どのような心持ちで子どもたちに接していくべきか、教育を大きな括りで論じる。
さらに、最終章では臨教審での出来事や1990年当時の学校教育の問題、それに対する配慮事項などにも触れる。
教育という大きく、ロマンのある、子どもたちを優しく包み込むはずの営みが、今現在、いかに矮小化され、経済社会の都合のいいように変えられてしまっているのか、ため息が出る。
原点に戻って考えた後で、また力をつけて教育問題に立ち向かいたい。
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- 感想投稿日 : 2020年8月11日
- 読了日 : 2020年8月11日
- 本棚登録日 : 2020年8月11日
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