高校生の彩子に、ある日突然、
不思議な出来事が起こった。
何者かに取り付かれたように、
身体の中で何かがひらめき、
狂ったように絵筆を持つと、
ただひたすらに、1枚の絵を書き上げたのだ。
そして、それは、
誰もが感動、絶賛するほどのすばらしい出来だった。
しかし。。。すでに、その絵は、この世に存在していたのだ。
盗作と騒がれ、非難を浴び、落ち込む彩子。
同じ事を繰り返し苦悩する、波乱万丈の彼女の生涯を描き、
芸術とは?創作能力とは?才能とは?。。。について、語られた、
不思議で、感動的な物語である。
長編だが、一気に読める面白さ!
私にも、何か、ひらめきが与えられないかなぁ。。。
天才!って呼ばれてみたい。。。
はぁ〜。。。夢でも無理かも。。。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2007年7月17日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2007年7月17日
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