『国家の罠』の次に読んだ。順序としては◎。国家の罠の説得力により、彼の言葉は信頼できると踏んだうえでのこちらの書。例の事件を知るうえでの必読の書。
お二人は時代の大変な波にのまれて、とんでもない経験をさせられ、明るく反省し、病んだ外務省の内部を暴き、国民に問うている。その転んでもただでは起きない前向きさに尊敬する。鈴木宗男氏の印象が180度変わった。
最後に笑ったのが、『特別付録』。
ふろくの内容は、『本書に登場する外務官僚の皆さん①、②』ここに28名外務官僚の皆さんが顔写真つきで掲載されている。凄すぎる。
それにしても、彼はここまで外務省の内部事情を暴き(機密情報は暴きませんが)、夜ひとり歩きできるのか心配になってしまう。でも、存命なので杞憂ですね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 読了日 : 2011年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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