蜘蛛ですが、なにか? 7 (カドカワBOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年10月10日発売)
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感想 : 12
3

★私? 私はほら、ヒロイン枠だから風格とかそういうのはいらんのだよ。(p.151)

■感想
・世界観を壊しかねない強敵。なんのために出たの? と思ってたらもしかして多大なエネルギー供給のため?
・次からどうなるんでしょう?

■内容
・前巻にひきつづき楽しく旅行中、と思いきや強力な敵と遭遇。いがみあっているこの世界の最高戦力たち、魔王、教皇、ギュリギュリ、ポティマスが集結、共闘せねばならないというありえない事態に。蜘蛛子も強制参加。
・ポティマス、蜘蛛子から生まれて初めてと言えるほどの屈辱を受ける。
・ラスト、蜘蛛子に異変。

■主要登場人物
【蜘蛛子】異世界から転生してきて小蜘蛛からスタート、なんとか生き抜いて今はアラクネへと進化し「白」と呼ばれている主人公。
【魔王】アリエル。見た目は幼いが「最古の神獣」と呼ばれ戦闘力だけならおそらく世界最強。今のところ蜘蛛子も勝つ方法を見いだせない。性格は善人としかいいようがない。
【ダスティン】神言教教皇。ただの人間のように思われるがいろいろ企んでいるもよう。人族「だけ」を優先し護ろうとしている。他心はないと思われる。そこが厄介だ。魔王に対しては「様」付けで呼ぶ。
【ポティマス】エルフの族長で失われた科学技術を駆使できる。魔王ちゃんや蜘蛛子や教皇の当面の敵。
【ギュリギュリ】ギュリエディストディエス。黒龍のようだ。普通の龍は下位バージョン。この世界の管理者、神様みたいなもんなんで別格な存在。当人は下位の神と言う。全身黒ずくめ。かつて複数いた「龍」、まあ至高の御方の一人で唯一残っている存在のようだ。
【D】別名邪神ちゃん。この世界のクリエイターレベルのようだ。ギュリギュリですら言うことを聞くしかない上位神。いつもスマホで連絡してくる。転生したクラスの中にたぶんいた。たぶんあの人。
【パペット・タラテクト・シスターズ】魔王アリエルの配下。内部にいる手のひらサイズの蜘蛛があやつる人形。神話級の強さを持つ。かつて蜘蛛子が苦戦しつつも作戦で勝利した連中の同形シリーズ。今は四体いる。魔王と休戦した後蜘蛛子の魔改造により美少女に変身。本人? たちも気に入っているようだ。アエル、サエル、リエル、フィエルと名づけられた。
【吸血っ子】転生者のひとり。生まれたときから吸血鬼である真祖。
【メラ】吸血っ子の眷属となりただいま特訓中。
【ヒュバン】風龍の長。神話級でとんでもない強さだが口調は三下っぽい。まあ、登場時周囲にいたのが破格の連中だったので。

【内容】
・前巻にひきつづき楽しく旅行中、強力かつ世界観を破壊しかねない敵と遭遇。いがみあっているこの世界の最高戦力たち、魔王、教皇、ギュリギュリ、ポティマスが集結、共闘せねばならないというありえない事態に。蜘蛛子も強制参加。
・蜘蛛子、ポティマスに生まれて初めての屈辱を与える。
・ラスト、蜘蛛子に異変。

【一行目】
 「はい、あー」

【メモ】
・《人はできるできないで判断せず、やりたいか否かで結論を出す。》p.236

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ふつう
感想投稿日 : 2022年10月13日
読了日 : 2022年10月13日
本棚登録日 : 2022年10月13日

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