関羽の戦死前後で気持ちに衰えを感じさせていた曹操が死に、夏侯惇も役割を終えて後を追うかのように死ぬ。
蜀でも裏方として劉備を支えた簡雍が死に、馬超も表だっては体調不良としつつ去ろうとしている。
本巻の中盤まででも物語の初期からの主要人物が次々に死んでいき、残された人物の最後の輝きや、中堅層、若い世代に主役が移りながら話が展開していく。
次世代はやや小粒で魅力が薄いか。
最後には張飛の一家も死ぬ。趙雲に吉事があった後の董香の死は悲しすぎる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2024年3月23日
- 読了日 : 2021年9月12日
- 本棚登録日 : 2021年3月21日
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