貯蓄率ゼロ経済: 円安・インフレ・高金利時代がやってくる

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2006年1月1日発売)
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感想 : 8
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いろいろ難しいけど理屈はわかる。
貯蓄が多かったために投資先がなくなり、もうからないものに投資して収益を生まなかった、とか読むと、郵貯民営化は国がお金を使ったことで生じる利子が払えなくなってたからという面もあるんじゃないかと思ったりした
GDP中に本来の生産以外に修理増設更新もプラスされているため、そこから生産必要分を引かないと本来の生産分は見えてこないとかあると、数字の見方もいろいろ難しい
貿易黒字も円高も高貯蓄率のせいだそうで、これから低貯蓄率になっていくため、もっと大変になる印象
投資としての貯蓄の企業配分の変化を某銀行ドラマの続編でやらないかな
人口の減少問題を雇用の流動化でゆるやかに解決できるといい
何事も見直して現状に合わせるのが大事だなぁとつくづく思った

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: お役立ち・ビジネス書
感想投稿日 : 2013年10月4日
読了日 : 2013年10月4日
本棚登録日 : 2013年10月4日

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