オスカーワイルドの『幸福な王子』を根底に据えた、ファンタジーでミスティックな小説。
「水の時計」は、この話の全体的なキーワードになっています。最後まで読まないとわからない、真意をじっくりと感じて欲しいです。
感じたのは、プロローグがちょっと長くてまだるっこしいこと。もうすこしすっきりとして欲しかった気がしますが、その波に乗れればするすると読み解けます。
概要を話すとネタバレにつながってしまうので、ぜひその手にとって、読んでみてください。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年1月27日
- 読了日 : 2007年7月
- 本棚登録日 : 2011年1月27日
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