このシリーズはもうちょっとベタにコメディ風味に突き進むのだと思っていたら、ネタがロシアンマフィアだった。まあ、日本のヤクザじゃそろそろネタも尽きるのだろうけど、大沢氏の興味の方向が外国マフィアにいってしまっているのがよくわかる。物語としてはさすがの一言。クライマックスまで盛り上げるその腕前は本当に一級品。面白いと安心して読める。北海道の寒さと広さも伝わってくる。んー、寒い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ハードボイルド
- 感想投稿日 : 2014年8月10日
- 読了日 : 2013年8月4日
- 本棚登録日 : 2014年8月10日
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