体が生まれ変わる「ケトン体」食事法: 太らない、疲れない、老けない――体と頭を「糖化」させるな (単行本)

著者 :
  • 三笠書房 (2015年9月17日発売)
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糖質制限を行うことによって得られるケトン体。2023年でもいまだに研究段階であるだろうが、もともと体に悪かったと思われたものが、私たちにとって必要なものということに変化するひとつの事案だろう。
「人はブドウ糖を炭水化物から摂取し、膵臓から分泌されたインスリンで脳や全身に運び、頭や体を動かす原動力にする。ブドウ糖が余ると、肝臓でグリコーゲンにして貯蔵、それでも余ると中性脂肪として保存する。」と理解したが、余る状態を作らないことがケトン体を作る大切なスキームであることには間違いない。
現代の食事は、糖分を過剰摂取できるものが身近にありすぎるが、そうした状況だからこそ、少し気を使って食事などに気をつけたい。
とはいえ、ブドウ糖をエネルギーにする社会の中で、ケトン体を中心に生活することが理にかなっているのかという点も気になったので、引き続き調べてみたい。

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感想投稿日 : 2023年6月23日
読了日 : 2023年6月23日
本棚登録日 : 2023年5月5日

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