子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!: 脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書 は 5-2)

著者 :
  • 幻冬舎 (2011年1月1日発売)
3.63
  • (31)
  • (67)
  • (52)
  • (18)
  • (2)
本棚登録 : 632
感想 : 66
4

北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」の講義を行った、医師の本。3歳、7歳、10歳の区切りで、対応を変える必要性があるとのことです。気になったのは、P62:失敗を認められないことは、脳を機能させるうえで大きな問題を引き起こす。自分に足りないものは何かを認識し、克服できることは何かを整理しなければならず、失敗やできないことを素直に認めることが必要。育脳において、子供ができることをしっかり褒める一方、できていないことに目を向けさせ、それを克服できるよう導くことが求められる、ことに、必要性を感じました。また、P65:独創的な思考を生む脳を育てるために、赤いものが二つあったら、赤いね、で、済ませずに、どっちの赤が好き?とか、どっちのリンゴを食べたい?と、微妙な差異に注意を向けさせること、P117:授業後の5分を復習に充てるような復習が必要なこと、P120:友達を大好きになる友愛の心と寂しさから自分を守りたい本能とのギャップをさばけるように、子供の気持ちを整理させる、P157:10歳以降の子に父ができることは「背中を見せて一緒に夢を語ること」大人から見て、今、足りないことを客観的に示し、脳に対して目標を明確にさせる、自主性を重んじる、P162:予習より復習が大事で、完璧に分かった、覚えた、までやり抜くこと、P162:自分でやろうと決め、自分で達成させること、P172:貢献心を育む教育こそが目指すべきもの。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 親として
感想投稿日 : 2016年2月14日
読了日 : 2016年2月14日
本棚登録日 : 2016年2月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする