個人的に沖縄のルーツに興味があります。
実際に沖縄に行ったときに思ったことなのですが、中国的な遺跡もあれば、アメリカ人と思しき人間がいて、しかも現時点で日本である、いろんなものが混ざって、しかも沖縄らしさというものも確固として存在している不思議さ。自然とその歴史には以前から興味がありました。
本書の中心は、沖縄が日本でも中国でもなく、琉球王国として独立していた時代です。それは交易のハブとして繁栄した時代です。著者は、占領や戦争という暗い影がつきまといがちな沖縄の歴史に対して、もっと広い視野で沖縄の歴史を知ってほしいといいいますが、海を舞台にアジア各地と交易する沖縄の人々の姿のほうが、沖縄らしいなんて思うのは、私の勝手な思い込みでしょうか。
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- 感想投稿日 : 2013年12月9日
- 読了日 : 2013年12月9日
- 本棚登録日 : 2013年12月9日
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