いつもは理論重視の上野千鶴子の、個人としての感性の高さ、柔らかさがうかがえる、希少な一冊かも。文学・芸術・社会、色々なところに潜む発情の仕組みを読み解く。
その洞察のふかさに驚く。
例:女性は、「性的客体」としての自分自身に興味を持つ。・・・・女性が性的に興奮するのは「性的客体」としての男の身体にではなく、男の視線を介して「性的客体化」された自己身体に対してなのだ。
「性の自己決定権」
そうだ、結婚している私には、私には性の自己決定権がない。これはおかしい。
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- 感想投稿日 : 2020年8月23日
- 読了日 : 2020年8月23日
- 本棚登録日 : 2020年8月23日
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