「安南王国」の夢: ベトナム独立を支援した日本人

著者 :
  • ウェッジ (2012年2月1日発売)
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感想 : 3
4

ベトナム独立にこんなにも深く日本人が関わっていたとは、あまり知られていないのかも。ベトナム好きとしては知っておきたい歴史。
革命家ファン・ボイ・チャウに担ぎあげられて日本に渡り、元首として帰国することを待望されながら、歴史に翻弄され失意のうちに東京で息を引き取った王族クォン・デ。天草から15歳でハノイに渡り、政商となり大きな影響力を持ち、民間からベトナム独立を支援した松下光廣。些細な行き違いで、歴史は大きく変わっていたのかも。
二人の人物を中心に物語が進むけど、内容が複雑とはいえ、ドラマチックさを持たせるためか、話が行ったり来たりしすぎてややこしかった。「後述するが、~~」「前述したように、~~」が多過ぎて、時系列でわかりにくい(+o+) 誰が何歳の時に、というのがイメージしづらかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 世界史
感想投稿日 : 2012年10月3日
読了日 : 2012年10月3日
本棚登録日 : 2012年4月17日

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